ヴィパッサナー瞑想

私がヴィパッサナー瞑想を始めて受けたのは2007年~2008年にかけての年末年始でした
当時の記録から、10日間をどう過ごしたのかちょっと紹介します

初日の夕方
受付で10日間のコースを完了する二度目の意思確認をし、(一度目は申込みの際)
部屋に荷物を運び、初めて合うコース参加者とあいさつのような会話を少し交わす
軽い夕食を清まし、コース開始
これから聖なる沈黙を守ることになる
聖なる沈黙とは?
喋らない・アイコンタクト、ジェスチャーもしない
このコースを受ける上で、お互いを尊重することだと思う
この日は講話と、1時間ほど座って瞑想し、21:30消灯

2日目~10日目

 4:00  起床
 4:30~ 自室またはホールで瞑想
 6:30~ 朝食
    (私の場合は食事の前にシャワーを浴び、この時間内に洗濯もする)
 8:00~ ホールにて全員でグループ瞑想
 9:00~ 自室またはホールで瞑想
11:00~ 昼食・休憩(原則的に正午以降は食さないため早目の食事)
*12:00~ 希望者は先生と個別面談(質問等)
13:00~ 自室またはホールで瞑想
14:30~ ホールにて全員でグループ瞑想
15:30~ 自室またはホールで瞑想
17:00~ ティータイム
    (2回目以降の参加者は水分のみ、初回参加者は果物が支給される)
18:00~ ホールにて全員でグループ瞑想
19:00~ 講話
20:30~ ホールにて瞑想
21:00  各自部屋へ(希望者は先生と個別面談)
21:30  消灯


11日目
基本的には同じスケジュール
違うことは、朝のグループ瞑想の後に沈黙が説解かれ、会話ができることと、
グループ瞑想と講話以外の時間は、自由になる
瞑想を続けようと思っても、会話が弾み・・・
講話後の瞑想がなく、22時まで食堂で会話が出来る

12日目(コース終了日)
朝の瞑想、朝食の後に、掃除をして各自解散

とっても良い経験となりました=

▲なぜ10日間なのか▼

たとえば・・・
ある家庭を想定して、家事をするお母さん・嫁さんの勤めを、他の者が代わりにやったとする

1日こなしても、そのお母さん・嫁さんの毎日していることは計り知れない

では10日間なら・・・

 1日目>おい、鍋は何処だ?塩は?。。。
 2日目>味噌汁はどうやって作るのだ?
 3日目>>味噌汁なかなかの出来ねー*
 4日目>煮物はどうやってつくるのだ?
 ・
 ・
 8日目>なんだか楽しくなってきたぞ
 9日目>>手際も良くなってきたし味も安定してきましたね*
10日目>次は八宝菜を作ってみよう!

と、いった感じでしょうか!
10日間でも短いものです

実際、私も最初の3日くらいは座るだけでたいへんでした
その後には集中すること、睡魔との戦い・・・

修行という感覚を持っていかなかったのですが、本当に修行でした
実りある修行でした
10日間という確立された時間と沈黙によって見えた自分!

楽しかったし、瞑想で疲れが取れる
体が楽になるということを体験しました

上記のコース日程を見ると、ギョッとするかもしれませんが、
実際にはグループ瞑想の時間以外は、ある程度は自由です
お手洗いに行くのも、時々席を立ち散歩したり、ストレッチしたり、
瞑想中も足を組替えたり、座り方にも制限はありません
ただ、グループ瞑想の時間は(1日3回各1時間)ホールに留まる事
4日目以降のグループ瞑想では決意をもって動かないこと
ですが、罰せられるわけでもないのですから、自分自身の意思ですよ!

私たちが日頃から与えられている自由とは?
それに伴うものとは?
自分とは?

私・ブラーフマン・アートマンに近づくためには努力が必要なのです

10日間では足りません=短いです・・・
だから人生があるのかも?!

その後…私の瞑想は持って15分#
しかも、寝る前に布団の上に座ってやるので、そのまま睡魔にさらわれ、心地よく眠れるといった具合・・・(笑_泣)
眠れない夜は、横になって瞑想してますが。。。
決意をもった瞑想にはまだ心の準備が足りないのかも
誰に言うことでもないのですが、ヴィパッサナーは続けたいです
メッター・パーバナ(愛の瞑想)を何処でも出来るように心の状態を保ちたいです

光となれるように☆

Bhavatu Sabbe Mangalam
May all Beings be Happy

  

2009年12月21日 Posted by ガネーシャ*ヨガ*スペース at 10:37Comments(0)ヨガってなんだろう?